携帯料金の基本構造
いまや一人一台は所有している携帯電話ですが、通話料金・通信料が高いと思ったことは誰もが一度はあると思います。
私もそうですが、請求書が送られてきても、概算金額のみ見て、詳細を見る機会は少ないと思います。請求書の詳細に内訳が記載されていますが、では、携帯料金の基本的な構造はどうなっているのでしょうか?
まず、請求書の内訳は大きく分けて、「基本使用料」「通話料」「パケット通信料」「オプション定額料」「情報量」「ユニバーサルサービス料」の6つに分けられています。
それぞれを詳しく見ていきたいと思います。
「基本使用料」
基本使用料とは携帯電話機を電話として利用するために契約している電話会社に毎月最低限支払わなければいけない料金のことです。
固定電話でいう基本料金と同じことなのですが、固定電話と異なるのは、携帯電話利用者が基本使用料(つまり基本使用料のプラン)を選択することができるということです。
「通話料」
携帯電話を使って音声発信・TV電話発信(TV電話対応携帯のみ)した場合の通話料です。日本国内では携帯電話で通話する場合、発信した通話に関して課金され、受診した通話に関しては課金されない「発信者課金」となっています。
通話料は相手が出た時点(携帯電話の伝言メモ、留守番電話サービス接続を含む)から通話が終了する時点まで課金されます。
もちろんかかってきた電話にでて通話をする「受診専用」であれば、通話料金はかからず、基本使用料のみですむことになります。
しかし、日本の携帯電話を外国へ持っていって利用した(国際ローミング)場合、受診した通話に関しても課金される場合が多いので、事前に確認してから利用したほうが良いと思います。
「パケット通信料」
パケット通信とは簡単にいうと、上記に記載した通話料、つまり音声通話・TV電話(TV電話対応携帯のみ)以外のデータ通信のことを言います。たとえば、メール、サイト閲覧、着信メロディや動画(動画再生対応の機種のみ)、アプリ(アプリ対応機種のみ)のダウンロードなどがパケット通信料に含まれます。
上記で記載した通話料は通話時間によって課金されるシステムでしたが、パケット通信料は、やりとりしたデータ量(これをパケット通信料という)によって課金されます。時間によって課金されるわけではないので、サイトを早く見てもゆっくりみても、もちろん料金は変わりません。
またパケット通信料は通話料とは異なり、発信者課金ではなく、受信者も課金されます。たとえばメールのように送信すれば送信者にも課金され、受信者にも課金されるのです。ここ数年「迷惑メール」という言葉を聞いたこともあると思いますが、読みたくないメールが勝手に送られてくるだけで、迷惑メールを受信するのにお金がかかってしまうのです。
パケット通信料は文字だけではなく、画像や動画を見たり、着信メロディやアプリ(ゲーム)などをダウンロードするときにも課金されるため、ダウンロード自体がいくらくらいなのか非常に分かりにくいのも特徴の1つです。着信メロディやアプリをダウンロードする際は、サイトによってはパケット通信料の目安などが事前に表示される場合もあります。
メールの場合は短いメールだと1円くらいで送受信することが可能ですが、着信メロディやアプリなどはパケット通信料だけで数千円かかる場合があります。
携帯電話の通信速度が速くなるにつれてパケット通信料もかさみがちになってしまうので、注意が必要だといえるでしょう。
「オプション定額料」
オプション定額量とは、様々なオプション(携帯電話の付加機能)を契約したときに毎月かかる定額料金のことです。例えば、留守番電話やキャッチホンなどを契約するときには、基本料金とは別に月額300円程度の別途料金が請求されます。
また上記に記載したメールの送受信やサイト閲覧、着信メロディ・アプリダウンロードをするためには、使用料として基本料金とは別に月額300円程度の別途料金が請求されます。
オプション料金は使っていなくても一度契約するとオプションを解約するまでずっと払い続ける必要があります。そのため、必要なくなったサービスはこまめに解約をするようにしたほうが良いと思います。
「情報料」
パケット通信料で記載いたしましたが、サイトを閲覧するとき、また着信メロディやアプリをダウンロードするときに、利用するにあたって月額数百円を請求される有料サイトがあります。
これもしばらくすると使わなくなったりすることが多いので、使わなくなったサイトはこまめに解約するほうがいいと思います。
ちなみに、有料サイトの料金には、パケット通信料が含まれていない場合がほとんどのため、注意したほうがいいと思います。(サイトの月額料金以外に閲覧した情報料分だけのパケット通信料がかかります。)
「ユニバーサルサービス料」
携帯電話にかかわらず、日本国内で電話番号毎に課金される料金です。現在は1番号につき6円/月となっており、2009年2月から8円になるそうです。電話利用者が支払わなければならない料金です。高額ではないので、ほとんどの方が気にしていないというのが実際の現状です。
使っていない電話があれば解約をしたほうがいいかもしれません。
以上が携帯電話の請求書の詳細に内訳として記載されている項目つまり携帯電話料金の基本構造となっています。